上手な子といっしょに練習させたい、という欲求 3

スクール

「なぜ親は子どものサッカーを手放しで微笑んでみていられないのか」

という問いに自身を振り返りながら考えています。

スポーツに取り組む時に目標は大事だ

「リフティング100回できるようになろう」

「左足だけでドリブルできるようになろう」

「ヘディングできるようになろう」

「レギュラーになろう」

「1学年上の試合に呼ばれるようになる」

子どもがスポーツに取り組む時、きっとこんな目標をよくかかげますよね。

いつまでに、こんなことができるようになろう、と時期と一緒に設定してみることが多いです。

しかしながら、そうした目標のひとつに選抜クラスを置いてみることに違和感がないかをよくよく考える必要があると思うのです。

スクール側の思惑もある

実のところ、スクールによって選抜クラスを運営する目的は大体同じです。

カテゴリを3つに分けるケースが多く、スタンダードからアドバンス、そしてスペシャルクラスとなります。

最上位のスペシャルクラスまでいくと、いろいろな特典があるのが共通しています。

それがスクールのチームへの参加権だったり、ジュニアユース候補だったり、、ううん何もないところもありますね。

共通していることはただひとつ。

「次のステップに上がること」

なんですよね。

「次のステップ」

なんという漠然とした目標なのでしょうか。

知らないうちにプロ志望

「次のステップ」

とは何か。

スタンダードクラスの次のステップはアドバンスクラスだと。

その次はスペシャルクラスで、その次はジュニアユース。

その次はユース/高校サッカー、大学サッカー、最終的なステップはJリーガーでしょうか。

サッカー選手としてのキャリアアップですね。

私の息子もそうでしたが、知らないうちに子供のうちからサッカーキャリア形成の仕組みに取り込まれているようですね。

逆にいうと、サッカーのキャリアに興味がない親子は、選抜クラスは必要ないはずです。

にもかかわらず、サッカースクールでは、キャリアアップの声かけが行われ、優秀な子どもを早期に発見して育てよう、という力が及んでくるのですね。

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